この記事の結論
- QTモバイルは九州電力グループ「QTnet」が運営する格安SIMで、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリア回線から選べる
- 大変満足と満足を合わせて92.3%(2025年10月〜2026年3月実績)、HDI「三つ星」評価と、九州エリアの実店舗サポートに強みがある
- 九州7県10店舗という店舗網のため、九州エリア以外に住んでいる人は対面サポートの恩恵を受けにくい
「QTモバイル」という名前を聞いたことはあっても、どんな会社が運営していて、実際の評判はどうなのか気になっている方も多いはずです。
この記事では、九州電力グループが運営するQTモバイルの基本スペックから、正直なデメリット、向いている人まで掘り下げます。
1. QTモバイルの基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | QTnet(九州電力グループ) |
| 対応回線 | ドコモ回線(Dタイプ)・au回線(Aタイプ)・ソフトバンク回線(Sタイプ)から選択可能 |
| プラン数 | 2GB〜50GBまで7種類のデータ容量プラン |
| 音声SIM料金の目安 | 2GB 1,100円〜50GB 3,630円(税込、通常料金) |
| 割引 | 九電まとめてあんしん割(110円/月)、BBIQ×QTモバイルセット割(110〜220円/月) |
| 初期費用 | 契約事務手数料3,300円+SIM発行料550円 |

2. ドコモ・au・ソフトバンク、3回線から選べる
Dタイプ・Aタイプ・Sタイプの違い
QTモバイルの大きな特徴の一つが、ドコモ回線(Dタイプ)・au回線(Aタイプ)・ソフトバンク回線(Sタイプ)の3回線から選べることです。
同じ格安SIMでも、対応する回線は1種類しか選べない事業者が多いため、今使っているキャリアの回線をそのまま引き継ぎたい人にとって選択肢が広いのはメリットです。
職場や自宅でどの回線がつながりやすいかは地域によって差があるため、迷ったら普段使っているスマホと同じキャリアのタイプを選ぶのが無難です。

eSIMの対応状況と切り替え時の注意点
QTモバイルは、店舗では2025年10月30日から、Webでは2026年4月1日からeSIMの新規受付および既存SIMカードからeSIMへの切り替えに対応しています。
SIMカードからeSIMへの変更・eSIMプロファイルの再発行は「データ+通話」コースのみ対応です。
「データ」コースおよびソフトバンク回線(Sタイプ)では利用できないため、eSIMへの切り替えを予定している人は契約前にコース・回線タイプを確認しておきましょう。
eSIMへの切り替え時には、変更事務手数料2,200円とSIM発行料550円がかかります。
2026年4月1日〜9月30日はキャンペーンで330円に割り引かれていますが、期間限定のため申し込み前に公式サイトで最新の適用状況を確認してください。
3. QTモバイルの料金プラン詳細
2GB〜20GBのライト〜ミドルプラン
QTモバイルは2GB・4GB・6GB・10GB・20GBという細かい刻みでプランが用意されています。
20GBプランでも月額2,200円(税込)と、大手キャリアのオンライン専用プランと比べても遜色ない水準です。
30GB・50GBの大容量プラン
動画視聴やテザリングを多用する人向けに、30GB(2,860円)・50GB(3,630円)という大容量プランも用意されています。
7段階から選べるため、自分の使用量にぴったり合ったプランを選びやすいのがQTモバイルの特徴です。
割引を適用した実質料金
九州電力と電気契約がある人は「九電まとめてあんしん割」で月110円引き、光回線サービス「BBIQ」を利用している人は「BBIQ×QTモバイルセット割」で月110〜220円引きになります。
最大で月330円の永年割引が適用されるため、九州電力やBBIQをすでに利用している人にとっては、実質的にさらに安く使えます。
通話をよく使う人向けには、10分かけ放題(880円/月)、無制限かけ放題(1,600円/月)のオプションも用意されています。
4. QTモバイルの強み
九州エリアに実店舗、対面サポートが受けられる
QTモバイルは福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の7県に計10店舗のショップを構えています。
内訳は福岡県が福岡天神店・JR博多シティ店・イオンモール福津店・北九州小倉店の4店舗、佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の6県はそれぞれ1店舗ずつです。
オンライン専用プランのように初期設定やデータ移行を店員に任せられるのは、MVNOとしては珍しい強みです。
近隣に店舗がない人向けに、出張店舗サービスも用意されています。
満足度92.3%・HDI三つ星評価
QTモバイルはサポート品質の第三者評価機関であるHDI-Japanの格付けベンチマークで、最高評価の「三つ星」に認定されていると公表しています。
公式サイトでは大変満足と満足を合わせて92.3%(2025年10月〜2026年3月実績)という数値も公表されており、カスタマーセンター(9〜18時・年中無休)とチャットサポートの両方で問い合わせに対応しています。
無料の端末補償
全プランに、追加料金なしで端末補償が付帯している点もQTモバイルの特徴です。
修理が必要になった場合の自己負担は3,000円で、補償上限は修理20,000円・交換10,000円、年1回まで利用できます。
ただし契約から30日間は免責期間となり、この間は補償を利用できません。
他社で購入した端末も対象になりますが、その場合はメーカー発売日や正確な機種名などの情報準備が必要です。
5. 正直に知っておきたいデメリット
実店舗という強みは、裏を返せば九州エリア以外に住んでいる人には活かしにくいという弱みでもあります。
オンラインでの申し込み自体は全国どこからでも可能ですが、対面サポートを重視して契約するなら、生活圏に店舗があるかどうかを事前に確認しておく必要があります。
QTモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの回線を借りて提供するMVNOのため、他のMVNOと同様に、平日昼休みなど回線が混雑する時間帯には速度が落ちることがあります。
常時安定した速度を最優先したい場合は、大手キャリアの本回線をそのまま使うオンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMOなど)のほうが向いている場合もあります。
また、7段階のプランと複数の割引条件があるため、初めて申し込む人にとっては、どのプランと割引の組み合わせが一番お得なのか、比較にやや手間がかかる面もあります。

6. QTモバイルが向いている人・向いていない人
九州エリアに住んでいて、対面サポートを重視したい人には、QTモバイルは有力な選択肢です。
九州電力・BBIQをすでに利用している人であれば、セット割引でさらにお得に使えます。
逆に、九州エリア以外に住んでいて、オンライン完結でとにかく安く済ませたい人には、同じMVNOでも全国対応のIIJmio徹底レビューやmineo徹底レビューで紹介している事業者のほうが選びやすい場合があります。
- QTモバイルはeSIMに対応していますか?
-
Dタイプ・Aタイプの「データ+通話」コースおよび「データ(SMS付き)」コースで対応しています。
ソフトバンク回線(Sタイプ)と「データ」コースは非対応のため、eSIMを希望する場合はコース・回線タイプの組み合わせに注意してください。
- 九州以外に住んでいても契約できますか?
-
はい、オンラインでの申し込み自体は全国どこからでも可能です。
ただし実店舗は九州7県に計10店舗のみで、福岡県以外は各県1店舗しかないため、対面サポートを重視する場合は生活圏に店舗があるか事前に確認しておきましょう。
- どのプランを選べばいいか迷っています
-
直近数ヶ月のデータ使用量を振り返り、一番近い容量のプランから検討するのが基本です。
九州電力やBBIQを利用している場合は、セット割引の適用条件もあわせて確認すると実質的な月額を比較しやすくなります。
まとめ:九州エリアの対面サポートに強みがあるMVNO
九州電力グループが運営する安心感と、九州7県の実店舗による対面サポート。
オンライン完結の格安SIMに不安がある九州在住者にとって、QTモバイルは有力な候補の一つです。
今日のアクション
- 自宅・職場の近くにQTモバイルの実店舗があるか公式サイトで確認する
- 九州電力・BBIQを利用しているか振り返り、セット割引の対象になるか確認する
- 直近のデータ使用量を確認し、7段階のプランのどこが自分に合うか目星をつける
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